九州観光を一周するなら、基本の順番は「福岡→大分→宮崎→鹿児島→熊本→長崎→佐賀→福岡」がおすすめです。九州の外周に沿って時計回りに進むため、同じ道を戻る区間を減らしやすいルートです。ただし、日数や行きたい場所、利用する空港・鉄道によって最適な順番は変わります。
九州観光の基本的な周遊ルート
九州7県をできるだけ一度の周遊で回る場合は、次の順番が分かりやすいです。
- 福岡県:福岡市、太宰府など
- 大分県:別府、由布院、九重など
- 宮崎県:高千穂、日南、宮崎市など
- 鹿児島県:鹿児島市、桜島、霧島、指宿など
- 熊本県:熊本城、阿蘇、黒川温泉など
- 長崎県:長崎市、雲仙、佐世保など
- 佐賀県:嬉野温泉、吉野ヶ里、唐津など
- 福岡県に戻る
このルートは、九州の東側から南側、西側、北西側へ進んで福岡に戻る流れです。観光地を追加すると移動距離が大きくなるため、すべての県を同じ時間で観光できるわけではありません。
時計回りの順番が向いている人
時計回りのルートは、九州を一周しながら複数の県を訪れたい人に向いています。福岡を出発点にすると、大分の温泉地、宮崎の日向・南国の景色、鹿児島の火山や温泉、熊本の阿蘇・城、長崎の異国情緒というように、地域ごとの違いを感じやすいのが特徴です。
- 福岡空港や博多駅を出発・到着地点にしたい
- 九州7県を一度に巡りたい
- 温泉、自然、歴史、街歩きを組み合わせたい
- レンタカーで移動できる
一方で、大分から宮崎、宮崎から鹿児島へ進む区間は、訪問地によって移動時間が長くなります。短い日程では、立ち寄る県を減らしたほうが観光時間を確保できます。
日数別に考える九州周遊の順番
2〜3日なら北部九州に絞る
2〜3日の旅行で九州全体を回ると、移動が中心になりやすいため、福岡・佐賀・長崎・熊本など北部九州に絞るのが現実的です。
例として、次の順番があります。
福岡→佐賀→長崎→熊本→福岡
福岡市内や太宰府、佐賀の温泉、長崎市、熊本市などを組み合わせやすいルートです。長崎県内で雲仙や佐世保まで訪れる場合は、他の観光地を減らして調整します。
3〜4日なら福岡・大分・熊本・鹿児島を巡る
温泉や自然を重視する場合は、次のような南九州寄りのルートが候補になります。
福岡→大分→熊本→鹿児島→福岡
別府や由布院、阿蘇、熊本市、鹿児島市などを組み合わせるルートです。宮崎や長崎まで同時に入れると移動が増えるため、目的地を絞ることが重要です。
5〜7日なら九州一周を検討できる
5〜7日程度あれば、先ほどの基本ルートをもとに、各県で1か所から数か所を選んで周遊しやすくなります。
福岡→大分→宮崎→鹿児島→熊本→長崎→佐賀→福岡
ただし、各県の代表的な観光地をすべて訪れるには、さらに日数が必要になる場合があります。移動時間と観光時間のどちらを優先するかを、予約前に決めておきましょう。
目的別におすすめの順番
| 目的 | おすすめの順番 | 向いている移動方法 |
|---|---|---|
| 温泉を中心に巡る | 福岡→大分→熊本→鹿児島 | 鉄道・レンタカー |
| 阿蘇や高千穂など自然を巡る | 福岡→大分→宮崎→熊本 | レンタカー |
| 長崎市や佐世保を観光する | 福岡→佐賀→長崎→福岡 | 鉄道・レンタカー |
| 鹿児島まで鉄道で移動する | 福岡→熊本→鹿児島 | 新幹線・在来線 |
| 九州7県を一周する | 福岡→大分→宮崎→鹿児島→熊本→長崎→佐賀→福岡 | レンタカー中心 |
表の順番は、観光地の位置関係をもとにした組み方です。実際の移動時間や公共交通機関の接続は、出発日、訪問地、季節によって変わるため、予約前に確認が必要です。
新幹線を使う場合の順番
新幹線を使う場合は、福岡県の博多駅から熊本、鹿児島方面へ進むルートが組みやすいです。
博多→熊本→鹿児島中央という南北の移動を軸にすると、長距離区間を鉄道で移動できます。その後、宮崎や大分、長崎方面へ向かう場合は、在来線や高速バス、レンタカーなどを組み合わせます。
鉄道中心の旅行では、九州の東側にある宮崎や大分、西側の長崎を同じ周遊に入れると乗り換えや移動が増えやすくなります。鉄道を優先するなら、福岡・熊本・鹿児島を中心に計画し、周辺の県は別の旅行に分ける方法もあります。
レンタカーを使う場合の注意点
九州一周では、鉄道駅から離れた観光地へ行きやすいレンタカーが便利です。特に阿蘇、高千穂、霧島、日南海岸、温泉地などを複数訪れる場合は、車を使うことで行動範囲を広げられます。
ただし、観光地間の距離だけでなく、山道や市街地の渋滞、返却場所の違いも考慮してください。長距離運転が続く日には、観光地を詰め込みすぎず、途中の宿泊地を設定することが大切です。
- 1日に訪れる観光地を詰め込みすぎない
- 山間部や海岸沿いの移動時間に余裕を持たせる
- レンタカーの乗り捨て料金と返却場所を確認する
- 冬の山間部では道路状況を確認する
- 公共交通機関で行きやすい市街地は鉄道やバスも比較する
九州周遊の順番を決める手順
- 最初に利用する空港または駅を決めます。福岡空港・博多駅を起点にすると、各方面へ移動しやすい計画を立てやすくなります。
- 必ず行きたい観光地を3〜5か所程度に絞ります。県数を先に決めるより、目的地を先に決めたほうが無理のない順番になります。
- 目的地を地図上で確認し、近い地域を同じ日に組み合わせます。
- 時計回り、反時計回り、往復型の3パターンを比較します。
- 各日の移動時間と観光時間を確認し、移動だけで終わる日がないか見直します。
- 最後に、宿泊地、交通手段、営業時間、予約が必要な施設を確認します。
特に、出発地と到着地が同じでない場合は、レンタカーの乗り捨てや航空便の時間が順番を左右します。福岡空港から入って鹿児島空港や宮崎空港から帰るような計画では、時計回りにこだわらず、航空便に合わせて逆方向へ進むほうが効率的な場合もあります。
結論:迷ったら時計回り、短期旅行なら地域を絞る
九州7県を周遊する順番に迷ったら、まずは福岡→大分→宮崎→鹿児島→熊本→長崎→佐賀→福岡の時計回りを基本に考えます。
2〜4日の旅行では九州全体を回ろうとせず、北部九州または福岡・大分・熊本・鹿児島など、目的に合う地域へ絞るのがおすすめです。最初に行きたい観光地と利用する交通手段を決め、その位置関係から順番を調整すると、移動時間を抑えた計画を立てやすくなります。







